「人の話を聞く=その人の意見を採用する」ではない

良くも悪くも、権力が分散している、人の話を聞きすぎるのがわが国のあり方であります。

複数の異論が並立し、両立させることができない場合(大抵できないでしょう)、リーダーが何をやるか決定するわけですが、却下された意見も何かしら部分的にでも取り入れないと、人の話を聞かないとか独裁だとか言われたりします。

人の話を聞く=その人の意見を採用する

ではないはずなのですが。

複数の意見を取り入れて共存させるとして、2つの意見ならば足して2で割ったとしても何とかなりそうですが、10の意見を足して10で割ったら中身が無くなります。

つまり、何かをやる決断には、同時に何かを捨てる覚悟(やらないという決断)が必要になるわけです。

特に行政や政治の立場の場合、組織の目的=公益です。

それを忘れて、身内と揉めたくない、仲良くしたいなどの内向きの理由を優先させ、10で割った中身のない政策を行ったり、最悪何もしない(揉めたくない、決断できないから)場合、実にえらいことになります。

・ほぼ新卒のみ

・終身雇用

・近所の人多し(市町村の場合)

・競争相手(商売仇)なし

などの理由により、役所・公務員の世界は仲良しクラブ(内向き優先)になりがちだと思われます。

(構造的な不可抗力であり、個人の資質の問題ではないと思います)

だからこそ、リーダーや議会等のチェック機関が大局的に判断し、本来の目的(公益)を忘れないようにすることが大事なのだと思います。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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