「儲かるもの」より「立派なもの」

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一報を聞いた時は本当に驚きました。

拉致被害者の会の方は複雑な想いがあると思います。

かの国の貧困、抑圧、人権無視等の一連のデタラメさは言うまでもありません。

21世紀の現代としてだけでなく、歴史的にもあれほどのデタラメさは例を見ないのではないでしょうか。

わが国は明治の開国以来、自由・平等・法治といった啓蒙主義の実現や、また(一定時期を除いて)国際協調を国是としてきました。

明治天皇や坂本竜馬の残した言葉にもはっきり表れていると思います。

そして、それらは着実に実現され、現代日本は他と比べて、自由で豊かな、実に「立派な」国であると誇ってよいでしょう。

残念ながら、北朝鮮だけでなく、周囲には人権無視の「デタラメ」な国は数多く、付き合ってゆかねばなりません。

そして、感覚が麻痺しているのか、最初から人権等に関心が無いのか分かりませんが、「デタラメさ」を非難せず、石油・天然ガス等の物質的取引にしか関心を抱かなかったり、密室で「特別な関係」を結ぼうとする人間が、わが国においても後を絶ちません。

外交とはそういうものだと思っているのかもしれません。

そのような態度はわが国の国是に反するだけでなく、長期的にみて国益を損ねることになるのではないでしょうか。

物質的な利益は得られても一時的な効果しかありません。

しかし、(本当の意味での)「信頼」を失ってしまうと、国益へのダメージは長期的かつ甚大なものとなるでしょう。

どこの国でも、人間は「儲かるもの」や「おいしいもの」ではなく、「美しいもの」や「立派なもの」にこそ感動するものだと信じています。

「立派なもの」を追求する姿勢を見せてこそ、他国から本当の信頼が得られ、それこそが国家100年の計、最大の安全保障なのではないでしょうか。

今回の件が転機となることを願います。

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