大きな街と小さな街

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神奈川県で一番人口の大きな自治体はもちろん横浜市です(人口約370万人)。
一方で一番人口の小さな自治体は清川村です(人口約3300人)。

あり得ないことですが、横浜市と清川村がまったく同じ水準の行政サービス
を行った場合、1人当たりの地方税は清川村が20倍高くなるそうです

住民のニーズを汲み取り、決め細やかな行政サービスを行う為には、街の規模
は小さければ小さい程有利だと思われます。距離が短いほうが顔が見えやすい
ですね。
しかし、租税負担という点では、先ほどの横浜市と清川村の例のように、大き
ければ大きいほど有利です。


この2つはそれぞれ一長一短な面があります。
そしていいとこ取りはできないと思われます。

合併による街の巨大化は、財政的に有利ですが、住民の顔が遠くなり、
場合によっては、生活圏や文化の違いによる軋轢を生むこともあります。

多くの人は、地方自治はきめ細かいものであって欲しいと願い、必要がなければ
合併などしたくないと思う人が多いのかもしれません。
しかし、それは税負担を行う覚悟が同時に必要です。
と言っても隣の町と税金が例えば何倍も違うというのは現実的に容認できるもの
ではありません。
結局、お金優先で合併、合併となってしまうのが現在の流れなのだと思います。

守谷市は近年合併をせずに、やってくることができました。
しかし、このままでいけるかどうかは誰にも分かりません
だからこそ、行政や政治の世界に、経営感覚を導入し、近隣自治体に負けない
成長戦略が必要不可欠なのだと思います。
地方が主役と言われる時代です。

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