名物市長の野望

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ツタヤ運営企業に図書館委託 佐賀県武雄市

 TSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と佐賀県武雄市は4日、武雄市図書館の企画・運営に関する提携で基本合意したと発表した。CCCが指定管理者として来年4月から図書館を運営し、開館時間を延長するなどサービスの向上を図る。

 武雄市図書館の運営費は年間約1億4500万円かかっているが、同市はCCCへの委託で1割程度減らせると見込む。この日都内で会見した樋渡啓祐市長は「サービスを向上しつつも経費を下げるために、民間のノウハウを提供してもらう」と述べた。

 CCCが公立図書館を運営するのは初めて。

2012/05/04 16:16 【共同通信】

武雄市長は名物市長のようでして、さまざまな斬新な取り組みをされているようです。
武雄市長の図書館構想発表を見て見ますと、

・雑誌をもっと充実させる。雑誌はライフスタイル、人生の教科書である。
・本だけでなく、映画、音楽、エンターテイメントの充実を図りたい。
・文具も販売する。絵を描きたいと思った瞬間に絵を描ける。
 文章を書きたいと思った瞬間にペンを取って文章が書ける空間にする。
・電子端末の効率利用。
・本を読みながらお茶が飲める空間をつくる。
・Tカードの導入により、今まで図書館に馴染んでなかった人を呼び込む。
・夜も開いている図書館にする。

空間演出や時間延長など従来の公立図書館の概念を覆す取り組みは非常におもしろいと思います。
民間の本屋さんやレンタルショップは月に何回も休みません。
本の整理等が必要といっても、閉館時間中やればよい。これが民間の当たり前、常識的な感覚だと思います。
武雄市長も主張していることですが、「市民サービス」が休んではいけないと思います。

Tカード利用による個人情報流出が懸念されているようですが、それは問題の一部ではないでしょうか。
個人情報が流出しない対策を採ればすむことです。不可能ならばTカードはやめればいい。
1部の懸念をもって全体をも否定するのは、もったいないと思います。
せっかく夢のある提案がたくさんあるわけですから。

個人的な印象ですが、結局は「公」はきれいで「民間」は利潤を追求するからきたないといった
レッテル貼りというか、偏見が根本にあるように思います。

公はその場では、利潤を得ませんが、税金で補填されているだけです。
世の中お金無しに動くサービスはありません。お金無しで「動くように見える」ものはあると思いますが。

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