独裁者との信頼関係

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藤本氏が「北朝鮮への忠誠心を保っている」かどうかはともかくとして、かの国の人物に愛着をもっているのは事実のように見えます。長くかの国で長く仕事をし、個人的なつながりがありますので、 当然といえば当然でしょう。

金正恩と藤本氏が抱き合っている写真を公開するなど、一般の日本国民にも北朝鮮への好感を抱かせてようとする姿勢が見えますが、日朝間の信頼関係へとつなげることができるとは考えるべきではないと考えます。

明治以来、現在に至るまで「自由と平等」「民主主義」がわが国の国是であり(一時期例外はありますが)、売りでもあります。

かの国にはそういったものはありませんし、実現しようと努力をしているようにも見えません。

あるのは偏狭な民族主義と国家主義、国際法無視の無法ぶりだけであります。

まれに独裁者と密談して、何か経済的利益を得ようとする人がどこの国にもいますが、そのような態度は諸外国からの「信頼」や国家の「品格」を失い、得た経済的利益以上のものを失います。そして信頼や品格の維持こそが長期的な利益にも繋がると思います。

近くて遠い国とよく言われますが、かの国が今のような体制であり続ける以上、「遠い」のは当たり前です。別に無理して近くて近い国にしようとする必要はありません。

向こうが体制を改めて、「近づいてくる」べきでしょう。

その前に拉致問題の解決が前提ですが。

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