「批判」と「提案」

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中国や韓国と外交的にもめるのは今に始まった話ではありませんが、自民党など野党には強烈な批判を浴びせる人もいるようです。

批判の内容として、領土を守る断固とした態度が必要だなど、通り一遍等のことしか言わない例が多いようですが、問題を解決するには具体的な政策の「提案」が必要です。

例えば尖閣にいついつまでに港をつくるとか、村山談話を撤回するとか具体的な事です。

記事中にもありますが、「宮沢」「河野」「村山」談話など多くの事の積み重ねで、現状の問題にまで至っている訳で、解決にはそれらを踏まえたうえでの、新しい試みが必要です。

そういった提案はなしに、中身の薄いただの批判をする人は、批判をすること自体が目的であり、問題を解決したいと心から思っているわけではないのでしょう。


国政だけの話ではありません。

身近な問題でも、日夜人の批判だけをして(特に絶対言い返して役所などは言いやすい)、相対的に自分を正義っぽく見せようとするのは簡単です。

問題解決を阻む原因はさまざまな所にあります。例えば保育関連の問題だとすると、保育所の中だけに問題があるとは限りません。

もしかしたら市役所の中にも問題があるかもしれませんし、近所の家庭内かもしれません。もしかしたら国会や外国の場合もあるかもしれません。

それらを丹念に調べて、いろんな立場の人の話を聞き、問題解決の道筋をイメージして具体的な提案にまで持っていくことが大事であり、少なくともそれが政治だと思います。

「人の批判だけして、問題意識が高いふりをする」「将来の悲観だけして、知性があるふりをする」そういった表面的なテクニックが通用し続けるほど世間は甘くないと信じます。

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