たばこもバカにできません

平成23年度決算において、守谷市のたばこ税は3億9807万3000円で、歳入税目のうち、3.7%を占めます。


記憶によると、私の学生時代、たばこの値段はだいたい220円から250円くらいだったように記憶します。現在は440円くらいですから、ほぼ倍くらいになったことになります。

値段が上がったので、禁煙者は増えているはずですが、増税分を相殺するほどの禁煙はないようで、たばこ税総額は増加傾向にあります。


歳入のうちの占める割合を見ても、平成21年度の3.0%から23年度が3.7%ですので、じわりと増えていることになります。


3.7%とは結構な数字だと感じます。

市内の喫煙者が全員禁煙されたら、大いに困ることになるでしょう。たかがたばこと思いがちですが、バカにできません。


保健衛生費が財政を圧迫していますので、健康増進は重大なテーマですが、健康に悪いとされているたばこに、歳入を一定程度依存しているのは、ある種の矛盾と言えると思います。

将来的には、喫煙者はゼロに近づいてくると思いますので、代わりとなる措置が必要になるものと思います。

発泡酒と同じで、取り易いところから取るの精神で、値上げ傾向は続くと思われます。

700円くらいが損益分岐点、つまり増税分より禁煙者増加が上回る地点だという観測もあるようです。

だとするともう少し時間はあるのかもしれません。

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コメント

  1. 欧米と比べるとまだ安いですね
    高い税率ですが、健康被害の分引くと赤字との試算もあります

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