図書館への指定管理者制度

総務常任委員会にて、視察研修に行って参りました。

テーマは、神奈川県綾瀬市のおいて、主に図書館の指定管理者制度に関してです。

神奈川県綾瀬市は東京から約40km、人口8万3千人、面積22.28平方kmなど立地条件や自治体規模が近く、非常に参考になる部分が多いかと思われます。

①貸出点数  平成19年度 361.296点 → 平成23年度 436.411点

  予約点数      平成19年度 17.141点 → 平成23年度 36.791点

  述べ利用者人数 平成19年度 81.668人 → 平成23年度 101.358人

②開館日数     平成19年度 279日  →  平成23年度 331日

③本の選書から配置までの日数が2ヶ月から1ヶ月程度に短縮

④財政面  平成19年度決算額 113.087円 → 平成23年度管理料 92.224円

などなど数値面で明らかに向上している部分が多いようです。

また、利用者のアンケートにおいても、指定管理者に関して好感触を得られているとの事です。

図書館は指定管理者制度になじまないと言われる事もありますが、個人的にピンときません。

既に公民館で導入が始まっていることもあり、同様の事が図書館においてできると思うのですが。

今回の視察においてますますそう思うようになりました。

守谷市の図書館協議会での議論においても、制度の導入が検討されたようですが、サービスを維持できるかなどの不安があって見送られた経緯があるようです。

綾瀬市においても同様の不安視はあったとの事ですが、事業報告や図書の選定などに関する報告を細かくするなど、不安解消策を実施して解決したようです。

多くのボランティアと市が一丸となって作ってきた守谷市の図書館ですが、そのような協力体制は維持したままで、新たなサービス向上策の一環として、導入の検討がなされるべきだと考えます。

今後の協議会での議論なども注視していきたいとも思います。

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