選挙以前から分かっていた事なのでは?

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20121224521.html

「竹島問題」にみる自民の本気度

2012年12月24日(月)14:41 産経新聞


自民党が衆院選で約束した「竹島の日」を祝う政府主催の式典開催が、反古になりそうだ。安倍晋三総裁は21日、来年2月22日の式典開催について「大統領の就任式があるので、慎重に検討していきたい」と述べた。韓国の大統領選で当選した朴槿恵氏の就任式が2月25日に開催されることを考慮したようだ。

 安倍氏は今月26日に第96代の首相に指名される。恐らく大統領就任式に出席し、初の日韓首脳会談となる可能性もある。その3日前に韓国側の反発が必至な式典の開催は好ましくないと判断したのだろう。

 現実的な外交を展開するのは結構だ。ミサイルを発射するなど相変わらず不穏な北朝鮮相手に日韓両国が緊密な連携を図るのは必要なことだ。当面は外交面の摩擦を避けつつ、経済対策に集中したいのかもしれない。

 問題は、「できないことがある」のに選挙戦で「できる」と言ってしまったことにある。

 「ウソつき」は民主党が政権交代を果たした平成21年衆院選のマニフェスト(政権公約)の代名詞として定着した。安倍氏は街頭演説などで民主党をやり玉に挙げ、「自民党はできることしか書いていない」と何度も訴えた。(以下省略)

確かに式典を予定通り実施したとしたら、韓国側の反発が必至でしょう。

しかし政策を考える段階で、それは簡単に予測できた事だと思います。

また韓国の大統領選挙や就任式のスケジュールについても前から分かっていた事です。

衆議院選挙後に予想だにしない事情が発生し、国益の観点からトータルに中止を決めたのかもしれません。

しかしながら、公約破りが早速すぎて疑念が拭えません。

あくまで仮定ですが、当面の選挙受けを優先し、あまり深く考えないで発表したとしたら大問題です。国民を騙そうとする悪意があった事になってしまいます。

しかも選挙は終わってしまいましたから、言った者勝ちです。

また、韓国の反発などを予想できなかったとしたら、外交面での能力を疑われても仕方がありません。

いずれにせよ、今後の政権運営において世論に対して誠実な姿勢を取って欲しいと願います。

国民としても、細かい事に全部チェックを入れるわけにもいきませんので、よきに計らえで任せるしかありません。投票とは権利と同時に責任だと感じます。


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