無作法な客

柴犬の大和君、本日無事発見され、保護されました。お心配り頂いた皆様ありがとうございました。

すえむら英一郎のブログ

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JR北海道の釧網本線の北浜駅です。

ホームのすぐ向こうはオホーツク海で、冬は流氷が間近に一望できます。

駅舎の中は旅行客などが記念に貼り付けていった名詞やメモ書きで埋め尽くされていました。
一昔と異なり、メモ書きの中には中国語やハングルなども多くあったのが印象的でした。


中国の経済成長や中国ドラマの撮影に使われた影響もあり、多くの中国人観光客がオホーツクエリアにもやってくるようになったようです。

観光は地域の基幹産業の1つですので、多くの観光客が海外からもやってくるのは、喜ばしい話だと思われますが、前人未到のマナーの悪さを誇る人も多いらしく、地域を愛する住人としては痛し痒しな面もあるようでした。


仮に中国人観光客のマナーの悪さが気に入らないとしても、来るのは自由です。

それを排除するわけにはいきませんし、そもそも不可能です。

まさか女満別空港を国籍ごとに封鎖するわけにはいきません。

わが国は自由主義国家であります。


よってうまく付き合う、お金を落としてもらって地域の成長に取り込むしかないと思います。

「時間にルーズ」「ルールを守らない」「妙な特権意識を持っている」などの「特徴」があるようですが、これを改めて頂こうとするのはムダな努力だと思います。

そういうものだと割り切り、特徴を逆手に取り、おだててお金を使ってもらうといった事ができれば、ある意味中国のエネルギッシュさを取り込んで元気になれるかもしれません。


多くの人がそれぞれの地域を愛し、それぞれの事情の下苦悩しておられます。

興味深い体験でした。

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