茨城県動物指導センター視察

小川県議会議員、川名守谷市議会議員、市村取手市議会議員、海野阿見町議会議員や民間ボランティアの方々と共に、笠間市にある茨城県動物指導センターを視察してまいりました。

茨城県の殺処分数は全国ワースト1ですが、県の職員の方々もとても心を痛めているようで、予定時間を大幅に超える長時間、非常に熱心にご対応頂きました。
また、殺処分の模様も含めて、多くを見ることができました。

どこまで公開すべきか、おそらく県内部でも事前に多くの葛藤、議論があったものと思います。
しかし、現状を知らねば前に進むことができません。
県としてもそのような覚悟と決意の上の対応だったものと思います。
改めて感謝申し上げます。

犬舎の様子。
入った時点から鳴き声が聞いたことがない感じで異常を感じました。
睨みつけてくるような素振りの犬もいました。

処分器に入れられる犬の様子。全部で8頭。
首輪をしているなど明らかに飼い犬に見える犬もいました。
炭酸ガス注入開始後しばらくすると下半身から痙攣が始まり、崩れ落ちるように仰向けに倒れ、1分くらい痙攣を続けた後、動かなくなりました。
過酷でしたが、見なければならないと事前に覚悟を決めていたので、最初から最後まで見続けました。

その後1頭1頭触って死亡を確認したのち、隣にある焼却施設に入れられます。

子犬に関しては譲渡も行っており、外で公開されています。
こちらの犬は元気に尻尾を振って寄ってくる様子でした。

迷子犬で鑑札や迷子札の着用、マイクロチップを入れている犬は年間に数えるほどしかないそうです。
飼い主側の意識の向上、啓蒙活動も重要です。

守谷市でも譲渡会が実施されるなど、一定の取り組みが進んでいますが、そのような話をすると県の職員からありがとうございますと感謝されたのが印象的でした。
現場の方は本当に心を痛めているのだと思います。
県と市町村の連携はもちろんのこと、超党派、官民一体の取り組みが必要です。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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コメント

  1. 難しく一筋縄ではいかないことも多くあるかと思いますがこのような現状が1日も早く変わってゆくこと願います。きっと本当は救えるものなら命を救いたいと思っていると思います。この願いが現実のものとなるように。そして生きたいと願った多くの子達の思いが未来の子達へと繋がりますように
    このような現状に向き合って頂き心より感謝申し上げます。
    またセンターさんのご厚意にも。公開することにより一緒に救えることを考えてくださいという意味もあったのかもと思います。どうぶつすっきゃねんさんの記事を読みさらに真剣に考えるべき問題と認識しました。
    引き続きお力添えよろしくお願い致します。車。素敵です。

  2. コメントありがとうございます。
    私としてはどうぶつすっきゃねんさんの熱意に動かされた面がかなりあります。
    多くの人がいろんな立場から行動して、影響しあい世の中を形づくっているのだと思います。
    そしてそれは悪意ばかりではありません。
    私なりに今後も行動してまいります。
    ※ちなみに車は指導センターの車です。

  3. はじめまして、読者登録させて頂きました者です。
    私も茨城県にに住んでいます、茨城県の動物指導センターでの犬や猫の殺処分頭数
    日本全国でワーストに入っている(平成23年度1位)事で人間の為に茨城県民の為に
    犠牲になっている動物達をなくす為にどうにかしないといけないと思っています。
    先日も動物指導センターにお電話をしてお話しました。
    犬の収容頭数が多い地域にセンターと市で連携して指導をして頂けないか
    と相談しました、センターでも小学校に行かれて指導されているとの事でした。
    子供達にも指導は大事ですが、大人にも指導をして頂けたらと思いました。
    あとセンターでの動物の譲渡は、子犬は譲渡されてるみたいですが
    収容されて期限が切れた成犬や飼い主などの持込みで収容された、犬や猫達は
    即殺処分されると聞いています。
    (登録愛護団体さんが収容動物を引き出す権利は、ありますが
    愛護団体さんも保護する場所の問題やお金の問題があるので
    全頭は、引き出す事は出来ません。)
    他の県では、成犬も猫も病気などなければ、譲渡されています
    里親になりたくてもなれない方がいます。死ななくていい命を殺さないでほしいです。
    茨城県動物指導センターでも収容期限が過ぎてしまった収容犬や
    飼い主などに持込みで収容された、犬や猫達の譲渡制度をお願いしたいです。
    迷子犬で鑑札や迷子札の着用、マイクロチップを入れること
    一番は、茨城の動物を飼う人間の意識の向上(去勢避妊手術、放し飼いしないなど)だと思います。
    すえむら英一郎 様 茨城県から不幸な運命を辿る動物達がなくなるように
    これからもセンターの視察や改善にお力をお貸しください、宜しくお願い致します。

  4. >moccoさん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    県内でも地域によって収容頭数などに大きな差がありますね。指導センターの職員の方もそれは認識しており、今後改善されると期待します。
    私としてもまずは地元の議会で取り上げるなどし、啓発も含めて少しでも尽力できればと思っております。
    今後ともよろしくお願い致します。

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