ねじれ批判について

ねじれ・政権批判…参院選キャッチフレーズ戦(読売新聞)
21日投開票の参院選では、各党ともキャッチフレーズを公約の表紙や演説などで使い、有権者の支持につなげようと懸命だ。
与党が衆参の多数派が異なるねじれ解消による政権の安定強化に重点を置くのに対し、野党は安倍政権の経済政策「アベノミクス」などへの批判の思いを込めている。
自民党は昨年の衆院選に引き続き、「日本を、取り戻す。」を採用した。
大勝で政権奪還を果たし、「非常に浸透している」(小池百合子広報本部長)ことに加え、政治の安定を実現して日本再生を目指す安倍首相の思いにも通じると判断した。

首相も街頭演説で「ねじれを解消しなければ強い経済、強い日本を取り戻すことはできない」と繰り返す。連立与党の公明党も「安定は、希望です。」のフレーズで、ねじれ解消による政権基盤の強化に理解を求めている。

衆議院と参議院は別の機関であり、選挙制度も違いますし、選挙を行う時期も違います。
従って、両院の構成党派が異なるのは自然な話であり、想定されている事態なのだと思います。
だからこそ衆議院の優越があるのではないでしょうか。

ねじれそれ自体が悪い事のように指摘されることも多いように感じますが、ねじれを生じさせたのは、れっきとした国民の意志です。
国民の支持を得ることができなかった、衆議院与党が悪いはずですが、まるで制度に欠陥があるかのような言もあり、違和感を覚えます。
参議院は常に衆議院のコピーであればよいのか。
それならばなぜ二院制を採用しているのかとなってしまいます。
単なるコピーの為に、莫大な血税を使って維持するのは実に無駄だと思います。

あくまでねじれを政治を停滞させるだけのものと見なすのなら、いっその事一院制を主張すれば良い。
しかし、自民党は一院制を主張してはいなかったように記憶します。

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