スラムの定義

スラムの定義(WHO, Closing the gap in a generation: Health equity through action on the social determinants of health, 2008.8)

 UN-HABITAT(国際連合人間居住計画・ハビタット)が使っているスラムの一般的な定義は「低所得者居住地、かつ、または貧しい生活条件の場所であることを広く指す」ものとされる。
 スラム地域は一般に4つの特徴をもつ。すなわち、「みすぼらしい建物」、「過密(一室当たりの人数の多さ、など)」、「インフラ・サービスの不十分な供給」、そして「相対的に低い物価」である。多くの場合、第5の特徴をあわせもつ。すなわち、「セキュリティの欠如」である。理由は、いろいろな面で不法(特に居住に関し)であること、または居住者(賃借人)に対して法的な保護に欠けることによる。

フィリピンはセブ島の隣にあるマクタン島という小さな島には、国際空港があり、また海岸線には多くのリゾートホテルが建ちならんでいます。
大半のビーチはホテルのプライベートビーチで、人工的に作られたものが多いようです。
観光客の多くはこの島にやってきます。

しかし、限られた人口的なきれいなビーチなど以外の空間、地元の人の住む普通の市街地は、まさに上記のスラムに当てはまるものであり、そのコントラストは衝撃的でした。
トタンや板、布でできた、粗末な掘っ立て小屋が立ち並び、また品数の多い商店だと全面が鉄格子やフェンスで覆われており、隙間から商品やお金を渡しているようでした。
まさに「セキュリティの欠如」、リアル北斗の拳状態でした。

フィリピンの政治家の多くは、スラムでない「きれいな空間」の出身で、そのような人たちはスラムの人に対する同情心に欠ける面もあるようです。
そのような状況を変えようと、フィリピンでスラムの子供たちに教育や職業訓練を行っている日本のNPO法人もありました。

しかし、正直言って状況はかなり困難にも感じました。
息をのむような貧困と対照的な近代的できれいな建物とビーチ。
しかし、このような現象は世界的にはめずらしくないことなのかもしれません。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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コメント

  1. スラム出身者は教育を受ける機会がないので、政治家になるのは難しいですね
    日本でも店長を過労死させた飲食店経営者が議員になったり、タイヤメーカーの親族が高速安くすればタイヤが売れると意味不明な政策実施したり…
    ミャンマー民主化のために担がれた人は、イギリスに家族を残し長期にわたる軟禁状態
    なんかおかしい

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