地方議会の会派

本日は議会活性化特別委員会が開催され、議会基本条例案のパブリックコメントに関する協議が行われました。
多くの鋭い意見を頂きましたが、その中でも「会派」のあり方、意義に関する疑問が非常に重要に感じました。

●委員会や議員個人が議会活動の中心となるべきではないのか。
●会派中心の活動は議会活動を阻害するのではないか。

ご意見を頂いた方の懸念は、会派をある種の国会の政党政治のようにイメージし、会派ごとのポスト配分など、内向きのパワーゲームに意識が行くことにより、市民の方を向いた議会活動が阻害されるのではないかという点にあるではと感じました。

委員会と違って、会派ごとの政策論争は非公開であり、市民の目には見えません。
公開となっている委員会等が議会活動の中核となるべきという意見は、非常に正論であると感じます。

意見の趣旨には非常に同調するのですが同時に、現実の守谷市議会のあり方としてはそこまで懸念するものではないと感じています。
会派の構成が委員会のメンバー構成に影響を与えているのは事実ですが、議論の過程で、、その意見の出所がどの会派かと意識することは、少なくとも私はほとんどありません。
あくまでも誰が言っているかではなく、何を言っているかによる議論ができていると感じています。

それはいい事ですが、すると会派の存在意義とは一体何か。
会派が存在することによる利点は何かという疑問にぶつかりますが、どうも明白な答えが出せません。
無くなっても良い気が非常にしています。
会派の無い地方議会というのは聞いたことがありませんが、考えてみようと思います。

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