みんなの党渡辺喜美代表の借入金問題について

http://www.your-party.jp/news/office/002736/

この問題に関しては、市民の方などから意見を聞かれることもあります。
また、上記の渡辺代表による正式コメント内容の一部に、いささか驚愕した部分もあり、何らかの感想を表明すべきかと判断し、ここに記します。

最も驚愕した部分は、コメント文下段「今回の騒動の本質はみんなの党から分かれた江田憲司氏の結いの党が仕掛けた権力抗争です。」という部分です。
本質とは根本の原因と言い換えることもできるように思いますが、
「江田氏の強制によって、渡辺氏がDHC会長から8億円の借り入れを行わされ、かつ不透明な状態に置かされた」というのならば、本質(原因)は江田氏にあると言えるかも知れませんが、そのような事ができるはずもありません。
8億円を借りたこと、かつ不透明な使い方をしたことは、渡辺氏の自律的な判断であり、当然にその責任は渡辺氏に帰するものです。

また、「日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長は「これで野党再編がやり易くなる」などと公言しています。」ともあり、権力闘争説の補完材料のように主張されていますが、仮にそのような影響が実際にあったとしてもそれはあくまで結果論です。
桶屋が儲かったことは、桶屋が風を吹かせた犯人であることを意味しません。
あくまで、渡辺氏による不透明な借り入れがなければ、起こしえなかった影響です。

長々と並べましたが、このような事は正直自明の話であり、「そういう問題ではない」の一言で済ますことができるものです。
多くの人がそのような感想を、それも反射的に抱いたのではないでしょうか。

周囲も含め、きちんとした説明責任を果たせることが期待されているように思います。
沈黙が思考停止を意味する場合、それは美徳ではありません。

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コメント

  1. ブログ見ました!たくさんの方のブログを読ませてもらってます。また読みにきますね~♪よかったら僕のブログも見に来てください♪僕も定期購読していいですか?

  2. 前から思っていましたが、まるで小学生のケンカですね
    カバンにお金つめるシミュレートして「入りません」
    学歴詐称を解明するため、アメリカまで行って「記録ありません」
    これじゃ若者投票行かなくなります

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