受け身な審査だけではなく・・・

明日10時より議会改革推進会議が開催される予定です。
会議に臨んで、前回の会議で出た意見の整理や自信の考えのまとめなどを行ってつくづく感じたのが、会議の目的、正解が決まっていないという意味で、他の委員会と比べて特殊な面があるのではという点です。

大抵の委員会等では、出された議案に対して賛否を出す、または○○条例を制定するため骨子を検討するなど、ある程度着地点が明確で、目的から逆算して、今必要な議論を探ればいいわかりやすさがあります。
しかし、議会改革推進会議の場合には、議会基本条例の理念をより具現化するという大目標はありますが、その為の具体的な目標からして自ら発見していかなければなりません。
加えて、議会のスタイルや風土は自治体によって本当にさまざまであり、従って他市事例のコピペ的発想ではうまくいかないように思います。

着地点が明確にでき、ある程度予定調和が通用する場合には、委員長や議会事務局が下調べ、資料の準備、ついでにある程度の会議の展開の仕方なども準備し、他の委員のメンバーはその流れに乗っかるだけでも効果的な審査は行えます。
効率的な審査の為には、むしろ必要なことかもしれません。
しかし、新しい課題を発見するにはそのようなやり方は向きません。
より効果的な会議にするために、いつもとは違った心構えが必要に思います。

・意見が自由に出しやすい雰囲気を如何に作るか
・意見の異なりを対立関係ではなく、協力関係へと繋げていくためには
・出された意見や論点を全員が共有できるよう、効果的にまとめるには

ある種ファシリテーターのような姿勢が必要かもしれません。
心がけて会議に臨んでいきます。

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