「樹木葬」について

いわゆる「樹木葬」施設の必要性につきまして、ご相談を頂きました。
墓地や霊園に遺骨を埋葬した上で、ハナミズキなどの樹木を墓標として弔う方式で、永代供養で継承者がいなくても購入できる点、年間管理料が非常に安い点、自然の中でゆったりと眠れる点などが特色と言われているようです。
核家族化が進んでおりますので、開発からある程度の年代を経た住宅地では、お子さんが就職や結婚などで外に定着しまった場合など、お墓の継承者がいないことが、問題になっている例もあるようです。
守谷市内には現在の所、このような樹木葬に対応できる霊園等はありません。
おとなりの常総市には一つあるようですが、県下においても非常に数少ないのが現状のようです。
民間のお寺等で対応して頂ければ一番ですが、一から市でやるとすると、管理者の問題、用地取得の問題、周辺住民との合意の問題など、かなり敷居が高くなるものと思われます。
以前に、関連するアンケートを行った結果では、樹木葬などについてあまり市民ニーズが高いとは言えないとの結果が見られたそうで、現状では市には具体的な計画もありません。
しかし、近くには選択肢として議論しなければならない時期が来るようにも思います。
市民ニーズはどこにあるのか、そのような手法がベストか、今後とも意識しながら活動していきたいと思います。

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