地方議会全体へのダメージ

野々村氏、訪問先から「絶交された」と弁明…「言えない」「できない」「何もない」連発
デイリースポーツ 7月11日(金)20時10分配信
兵庫県の野々村竜太郎議員が政務活動費で不自然な支出をしていた問題で、県議会事務局が9、11日に野々村氏を事情聴取した。デイリースポーツはその詳細を入手。やりとりを詳報する。
◆カラ出張疑惑について◆
‐195回の出張は事実なのか
「間違いない。事務局による中間点検には応じず自分の思いだけで書いた部分もあり、勘違いしている可能性もある。実績に基づいているつもりだ」(以下省略)

結局のところ、出張に行ったことを証明する記録は、1回たりとも無く、出張先での意見交換内容等も一切記録が無いとのことで、号泣会見以降、何一つ疑惑払拭に資する具体的な説明は無いままの辞職となってしまうようです。
市民の方「市議会はダメだ。」
末 村  「ダメな点を具体的にご指摘頂いてもよろしいでしょうか。」
市民の方「テレビを見ていないのか。兵庫県議会の話を知らないのか。」
最近このような内容のお叱りを受けました。
兵庫県議会と守谷市議会はもちろん別団体ですが、地方議会、政治の世界といったくくりで、一緒くたにする見方はけしてめずらしいものではないのかもしれません。
そのような意味で、人ごとでは無いと思いますし、「同じようなことをやっているにきまっている」と見られてしまっている事自体は、まさに我々の責任です。
ちなみに、守谷市議会の政務活動費は1人年額12万円で、活動報告書や領収書の添付がしっかりと行われており、カラ出張等はあり得ません。念のため。
今回の事件を機会に、議会自体の否定、政務活動自体がしづらくなるような風潮が作られることを恐れます。
中央集権、自治体が機関委任事務実施体であるならば、議員は本業のかたわら、本会議や委員会の出席など、最低限のことだけやっていれば良いのかもしれません。
しかし、地域主権を前提する限り、研究や調査等をしない議会である方が問題です。
なるべく議会が活動しない方が、地域主権が進展し、国民が豊かになるとは到底思えません。
不透明な公金の扱いは論外であり、真相究明と、徹底した再発防止策が必要です。
同時に地方議会の存在意義自体を否定してほしくないと思いますし、そのような風潮にならないためにも、きちんと日々の活動を周知するなど、信頼される議会体制をより進展させなければならないと思います。

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