総合計画のあり方について

総合計画とは、市の将来像や施策の方向性を示した自治体運営の基本となるものですが、現在は平成24年度から平成33年度を期間とする、第二次守谷市総合計画の期間中です。
策定にあたっては、市民へのアンケート調査、有識者や公募市民で構成される守谷市総合計画審議会で審議、パブリックコメントの実施、守谷市議会での議決を経て決まるもので、かなりの労力を費やす一大事業です。
https://www.city.moriya.ibaraki.jp/shikumi/project/mp_2th/index.html#cmsAE561(第2次守谷市総合計画)
かつては、法律上策定義務がありましたが、平成23年に地方自治法が改正され、作成義務がなくなりました。
これを受けて、総合計画の意味づけについて、さまざまな議論が行われています。
有名な佐賀県の武雄市においては、総合計画不要論も唱えられているようです。
http://diamond.jp/articles/-/56911
 
・外部環境の変化が激しい時代に、10年スパンの長期計画の意義は。莫大な労力をかけて作るだけの価値があるか。
・計画と現状の比較が普段からどの程度意識されているか。個別の課題に集中すべきではないか。
・議会の議決が行われているが、議員の任期以上の期間の計画を承認するのは正当なのか。
・首長が新たに変わった場合、首長の掲げるマニフェストと総合計画の乖離をどう調整するか。
 
ざっと考えてみても、このような疑問はわきます。
総合計画の位置づけ、意義について改めて考えてみることが必要に思います。
お隣の取手市では、「総合計画のあり方に関する検討会」が開催され、トータルな見直し議論がされているようです。
機会があれば傍聴等に行き、他市の議論内容も参考にしていきたいと思います。

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