「事実」よりも「好ましいストーリー」

朝日報道 墜ちた2大スクープ 産経新聞 9月12日(金)7時55分配信  

政府が「吉田調書」を公表した11日、朝日新聞は調書に関する報道が誤報だったことを認めざるを得なかった。同紙は「慰安婦報道」と合わせ、新旧の“2大スクープ”に揺れ、迷走を続けている。吉田調書に関し、朝日は5月20日付朝刊で、独自入手した調書を基に「所長命令に違反 原発撤退」との見出しで、平成23年3月15日朝に福島第1原発にいた所員の9割に当たる約650人が吉田昌郎所長の待機命令に違反し、第2原発へ撤退したと報じた。

これを受け、海外の有力メディアは「パニックに陥った作業員が原発から逃走」(米紙ニューヨーク・タイムズ)などと批判的な論調で一斉に報じた。(以下省略)

 

ある近い人と、朝日新聞の誤報の話題になり、「朝日新聞は偏向しているのではないか。どの新聞が一番中立的だと思うか」と問われましたので「偏向の方向が違うだけで、すべての新聞が偏向しているかもしれません」と申し上げました。

今回の朝日新聞の件にしても、「事実がどうか」よりも「このような事実であってほしい」という事前に思い描いたストーリーが優先してしまったのではないかと思いますが、記者にも自分の考えや好みがある人間である以上、この手のことは完全には排除できないようにも思います。

私の発言や文章を見て、末村らしいと感想を頂いたこともありますが、「らしい」は私が持っている考え方の傾向やクセであり、ある種の偏向とも言えるのではないかとも思います。

いっその事、マスコミとしても、中立ヅラするのをやめ、好む考え方や支持政党など、つまり偏向の方向を事前にオープンにした上で活動する方が良いのではとよく思います。

そのほうが誤解は減るのではないでしょうか。後は国民が自己責任で情報を選択し、判断していけば良い。

あらゆるレッテルを剥がして客観的な真実を述べますと、表面上は中立を装いながら、実質的には自分の好むレッテルを貼ってまわっていたとしたら、それはある種の詐術になってしまいます。

 

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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