今年度の守谷市議会重点取り組み事項

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とても肌寒い一日でしたが、今日より3月議会の開会です。
3月議会は大きなテーマとして、平成27年度に向けての予算の審査があります。全体で300億ほどの規模になる予算案ですが、詳細な審査は金曜日からの決算予算特別委員会にて行われます。
地方創生に関して、国による駆け込みの補正予算実施もあり、議会開会前から非常に慌ただしくなっております。

平成27年第1回守谷市議会定例会提出議案一覧

 
また、議長より新年度に向けて、市議会の研究テーマ、重点取扱い事項等も提案されました。
●「通年議会の導入」
現在の守谷市議会は委員会中心主義をとっており、また非常に活発に委員会の開催は行われおりますので、実質的に通年議会は達成されていると感じておりますが、正式に導入することによりさらに議会機能の強化は図れるものと思われます。
●「政治倫理条例の見直し」
議員の学歴・職歴、納税状況などについて、証明書の提出や公開を行うべきではという議論。流山市などで実施されているようです。そこまでやる必要があるのかという疑問点も出そうですが、私の所属する議会改革推進会議で議論することになると思われます。
●「(議員の)審議会等への参画のあり方についての研究」
こうすべきという議論はこれからですが、個人的に議員は執行部の諮問機関たる審議会には参加すべきではないと考えております。
法的に参加せざるを得ないものもありますが、議員が参加することで、審議会での結論に議会が拘束されるようなことがあっては、ある種の議会の自殺とも言えます。
●「(旧)機関委任事務に関する事業の条例化」
地方分権一括法以前は、地方自治体は国の仕事の下請けのような側面もありました。
今でもその名残から、守谷市において「条例化」が行われていない事業分野があるのではないか、その洗い出し等です。
3つの常任委員会でそれぞれ調査されるものと思われます。
 
総じて、国と地方自治体は対等という理念を、理念だけに終わらせず強く具現化する作業であり、また如何に執行部に対する強制力やチェック力を強めていくかを図りながら、市民から信頼される議会づくりを目指すものと感じています。
議会改革推進会議など私としてもメインに取り組んでいく場面も多々あると思われます。
来年度も良い意味で「荒らして」いきたいと思います。
 

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