反省ではなく「隷属」を求められているのでは

<アジア歴史問題>各国に決着促す 米「未来志向で」

2015年4月28日(火)11:47 毎日新聞
【ワシントン和田浩明】米国家安全保障会議(NSC)のメデイロス・アジア上級部長は27日、日本の安倍晋三首相の公式訪米を受けて外国メディアとワシントンで会見し、中国や韓国と日本が対立する歴史問題について「各国は建設的、率直であるとともに、癒やしを進め未来志向で取り組むべきだ、というのが我々の立場だ」と述べ、「最終的な決着」を図るよう関係各国に促した。(以下省略)

たまには国際ネタで。

中国や韓国との協調に関しては、ある種の諦めのような気持ちが、我が国内に広がっているように思います。私もそのような感想を持っている一人です。

「なるほど世界中には土地の広い国・狭い国、お金持ちの国・貧しい国、軍隊の強い国・弱い国がある。しかし、主権国家の間に原則的に上下関係は存在せず、強い国が特権的に弱い国を支配する行為は不道徳である。」これは現代においては常識だと思います。

しかし、両国の言動を見ていると、「国と国には上下関係が無くてはならない。自分が上になって支配するか、下になって支配されるかのどちらかである。」

そして、「日本は中国や韓国よりも下であるべきである。」と固く信じているように見えます。

後者のような考えは、19世紀以前の修羅の世界への逆行であり、2度の世界大戦などを通じて獲得してきた人類の英知への挑戦でもあるように思います。到底転向することはできません。

また、両国は、わが国に対しては、過去の戦時下の復讐など常に叫びますが、歴史的に同じく戦火を交えた、例えばロシアや英国などに関しては、あまり言いません。

つまり、わが国は「下」でなくてはならないと信じているようですが、ロシアや英国はそうでもないらしい。この上下関係の順位づけは興味深いものがあります。

 

同じ過ちを繰り返してはならないという意味で、過去の反省はとても重要ですし、実際にわが国の歴史には反省すべき過ちがあると思います。

反省など踏まえたうえで、国と国は対等であるという前提のもと、建設的な未来を作ろうとするのが当然です。

しかし、そもそも相手が求めているのが、反省と未来建設ではなく、「隷属」だとするならば、わが国からできることはあまりに少ないと思います。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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