昨日は、若手市議会議員の会北海道ブロックの企画で、旭川市の動物指導センターの視察が行われ、私も参加させて頂きました。
センターの獣医師の方はやさしい感じで、淡々と当たり前のようにお話頂きましたが、施設オープン以来、犬の殺処分数がゼロである点をはじめ、全般的に施策の内容は非常に先進的な印象を受けました。また、積み重ねてきた試行錯誤や市民との協働に関して、結構自信をもっているようにも見受けられました。
愛護センターの場所ですが、市役所の隣りといいますか、市の施設の一部を取り壊して作ったそうで、まさに街の中心にあります。アクセスが非常に良いので、市民の方も立ち寄りやすく、ボランティアや啓発活動の拠点としても、非常によく機能しているようでした。
やはり、行政が施設の目的を収容や殺処分のためと考えるか、愛護の重心を置いた拠点と考えるかで全然あり方が変わります。茨城県にも同様の取り組みをしてほしいと感じます。他にも
・動物の収容期限は設けていない。譲渡が難しい犬もいたが、センターで天寿を全うした。
・猫の殺処分は行われているが、手段は炭酸ガスではなく注射による安楽死。
・地域単位で登録をしてもらい、地域猫活動の支援をしている。センターに連れてくれば無料で不妊・去勢手術が可能。
・個人の登録ボランティアを募集、センター業務のお手伝い等を行ってもらっている。
・幼猫向けのミルクボランティアを募集している。
などなどの取り組みについてお伺いしました。
ボランティアの募集に関しては、守谷の動物愛護協議会でも議論が行われています。
病気リスクへのヘッジの問題など、課題も多いですが、頂いたアイデアを今後の議論に生かし、守谷市での施設進展につなげてまいります。
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