原稿なしの討論が飛び交う活発な本会議

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昨日の定例会最終日は、特に図書館への指定管理者制度の導入に関して、非常に活発な議論が行われました。

守谷市立図書館等の設置及び管理に関する条例
守谷市立図書館への指定管理者制度の導入に関する陳情

 
文教福祉常任委員会においては、上記条例案は可決、陳情は不採択、つまりは指定管理者導入を可とする結論が出ました。
しかし昨日の本会議において、委員会の結論をひっくり返し、上記条例案を継続審議とする旨の動議が出されました。
動議提出は口頭で行われたため、私の記憶やメモによるものですが、理由として以下のような内容があげられました。

  • メリット・デメリットの比較など、制度の検討が不十分。
  • 図書館協議会の答申内容(専門家を交えた助言チームにより制度導入の是非を検討すること)が十分に反映されていない。
  • 上記条例の上程前に指定管理者選考委員会が動き出してた。議会軽視である。
  • さらに市民の声を聞く機会を設けるべき。

 
私としては動議に対して反対討論をさせて頂きまして、

  1. 議案への賛否は、市民生活への影響などを第1に考慮して行われるべきで、議会軽視があったから議案を通さないといった態度はとるべきではない。
  2. さまざまな不安事項があるのは事実だが、指定管理者制度導入により、より良い市民サービスを提供できる可能性は十分にある。
  3. 審議が不十分と言うが、無意味に延期することは市民の不利益となる可能性がある。改めて何をどのように審議すべきで、その為にこれくらいの期間が必要と、具体的な提案が必要。

 
また、動議は委員会での審議が行いませんので、水面下での調整等はともかくとして、見える部分としては本会議で行われる討論がすべてとなります。
討論の際、なるべく多くの方、特に文教福祉常任委員会のメンバーの方は是非とも討論を積極的に行い、意見・論点を示して頂きたい旨、開かれた議会を目指す守谷市議会基本条例の理念からも、我々には論点を市民に示す義務がある旨を申し述べさせて頂きました。
そのせいかどうかはわかりませんが、ノー原稿の討論が飛び交う非常に活発な議論が行われました。私としては見ごたえのある、非常により本会議とできたように感じます。
 
以下において録画をご覧いただけます。6月16日の「討論・採決 議案第39号~議案第48号及び陳情並びに議員提出議案第5号,追加議案 議員提出議案第8号」のパートの2:25くらいからです。
http://moriya.gijiroku.com/g08_Video_Search.asp?kaigi=43&Sflg=1
 

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