9月定例会最終日

9gatugikai
本日で9月定例会は閉会致しました。
会期中に発生しました常総市における水害被害に対応するため、すべての一般質問を取り下げるなど、ある意味変則的な議会となりました。
個人的にも災害現場への出動等に時間を取られる場面もありましたが、議案に対する審議はしっかりしたものができたと感じております。
今日の会議におけるピックアップを2つ。
 
①マイナンバー制度を迎えるにあたり、個人情報保護体制の強化について
2日間に渡る総務常任委員会の半分以上は、このテーマに費やされました。
委員会にて提出させて頂きました、付帯決議案は賛成多数で採択されました。
議案第62号守谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例に対する附帯決議
個人情報保護に関する職員の責任感の醸成、主体的な取り組み、特に第3者による代理人取得や職権請求の際への重点的な対応、具体的な防御策の施工規則等への反映などを求めるものですが、市民の信頼獲得のためには不可欠なものです。
防御策の具体的な内容については、各自治体によってさまざまなようで、よくも悪くも温度差があります。
さまざまな課題が各自治体にて発生してくると思われますが、少なくとも守谷市においては、利便性よりも市民のプライバシー防御に重点を置いた政策を今後も求めてまいります。
 
②TPP交渉に関する意見書について
TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する陳情
TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書
陳情書の表現では
「交渉脱退も含め衆参両院の農 林水産委員会における国会決議を遵守すること。」
となっており、国会決議の内容表現よりも踏み込んだ強い内容、脱退ありきのような文章になっております。このあたりが陳情者の意思の中核なのかもしれません。
私としては、強い姿勢で交渉することは必要と考えますが、脱退ありきの姿勢は問題だと思いますし、「守谷市議会がTPP交渉から脱退せよと意見書を出した」と取られかねない外観を作られることには抵抗があります。
質疑等のうえ、反対をさせて頂きました。

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