「猫道」の一つかもしれない

 
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彼(彼女)の名は「ボス」(仮称)。
野良猫の繁殖が問題になっている地区にいた猫の内の一匹で、普段の様子から野良猫のボス的な地位にいたらしいので、勝手にそう呼んでいます。
他にも複数の猫を捕獲しており、地域猫活動的なものを目指して、近日中に不妊・去勢手術をする予定です。幸い自治会とも協力関係が築けていますので、費用面の解決も含め、割とスムーズに進められそうです。とてもありがたくおもいます。
「ボス」ですが、野良の割には太って体格も良く、非常にシャーシャーと攻撃的で微塵もなついてくれません。また、触ることもできませんので男か女かもわかりません。一度動物病院には連れていきましたが、先生もてこずっておりました。
全くかわいくないですし、最初は私もその攻撃性にビビっておりましたが、しばらくすると慣れてきたのか何かほほえましく思えるようになりました。
「人間ごときの施しは受けぬわ!」と言わんばかりに鋭い眼光で威嚇する様子は、何と言いますかボスらしい誇りに満ちた一つの「猫道」だなあと感じます。
野良猫が居ても、とりあえずは不妊・去勢手術をしてむやみな繁殖をしなくなれば、また猫の集まる場所などトイレの設置などをきちんとすれば、地域の理解はある程度得られるのではないかと思います。
彼(彼女)においては、今後も誇り高くボスらしく生きていってほしいと願います。
 
 
 

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