地方議員のつぶやきその㉗ 「単なる好き嫌いに過ぎないかもしれない」

地方議員のつぶやきその㉗ 「単なる好き嫌いに過ぎないかもしれない」
民主主義とは、少数意見を含め、多様な意見を内包するあり方です。
つまり道は一つではありませんし、正解は一つではありません。
中でも特に議員という立場にとっては、自分と異なる意見、理解できない意見であっても、正解の一つかもしれないと想像する心がとても重要になるように思います。
意見を戦わせていく中で熱くなり、時に自分と異なる意見、政敵への批判に夢中になってしまう事もあります。
下手をすると、誰かを批判することが日常的な「政治活動」となってしまっているような例もあります。
しかし、批判している側からは到底理解できなかったとしても、少なくとも市民の一部からすれば正解であるのかもしれません。
私にももちろん、さまざまな場面で意見や想いがあり、異なる意見の持ち主に批判的になることは多々あります。
しかし、ためらいなく批判できたとしても、それは私が唯一正しくて、相手が完全に間違っていることを意味しません。
極端に言うと、単なる私の好き嫌いに過ぎないのかもしれません。
もちろんのこと、意見を主張し、時には人を批判することを完全には否定しません。
今後とも堂々と意見を述べていきます。
しかし、相手を理解しようとしたり、自身を疑うことは常に必要だろうとも思います。

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