嘲笑や罵倒

民進党に「期待する」26.6% 世論調査

日本テレビ系(NNN) 3月27日(日)19時55分配信
民主党と維新の党が合流した「民進党」が27日に結党大会を開き、衆参計156人の国会議員が参加する野党第一党が発足した。民進党についてNNNがこの週末に行った世論調査によると、「期待する」と答えた人は26.6%にとどまった。「期待しない」は59.7%。(以下省略)

 
民進党についての期待が広がらないというニュースですが、ヤフーニュースのコメント欄などを見ると、期待が広がらないどころか、嘲笑や罵倒とも言えるコメントが多く並んでおります。
政治や行政関係者に関しては、他の職業の人に行うよりも、反論されるリスク無しで一方的な批判が許されるという風潮がありますので、突き放してあざけるのは簡単ですが、それだけで本当にいいのでしょうか。
 
私個人としても、民主党政権時代の政権運営は、震災対応も含めて悲惨極まりないものだったと感じております。
また、憲法は改正すべきと思いますし、集団的自衛権の行使研究は必要なことと思いますし、でも消費税は上げるべきではないと思っておりますが、一方で与党に3分の2の議席を取らせるようなことがあっては、政権に緊張感が無くなり、民主主義を危うくするものだと思っております。
そこはわかるが、期待できるまともな政党が無い、消去法で自民党を支持しているだけだという声もありますが、そこを何とか選択肢を作るべく実現しようとしているのが、一連の野党再編の動きなのではないでしょうか。
多くの人の満足を得られる形ではないのかもしれませんが、少なくとも関係者は批判を浴びながらも行動し努力をしており、そこには一定の敬意が必要ではないか。
批判することを否定するわけではありません。しかし、政治の世界の閉塞状況を打開するため、突き放して嘲笑しているだけでは何も変わりません。必要なのは行動であり、単なる嘲笑ではなく具体的な提案ではないかと思います。
 

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