民進党公式ツイッターの件について

熊本地方にて14日から続く一連の地震により、現時点においても40人以上の方が亡くなられたとの事です。犠牲になった方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。

熊本県は私の母の出身地でして、見知った道路や思い出のある建物が時に崩壊している様子を見て、母もショックが隠せない様子でした。

 

災害発生直後の対応が人命救助のために死活的に重要であり、与野党問わない一元的で迅速な対応が求められるのは言うまでもありません。

そのような緊急事態下ですので、取り上げてよいものか迷いましたが、あまりに信じられず衝撃的でしたので、取り上げようと思います。

14日の震災発生直後に行われた「民進党公式ツイッター」の発信内容がひどすぎる件についてです。

 

熊本で震度7の大地震が発生している最中、一般人からのリプに喧嘩腰で対応する民進党が大炎上

大震災「自民議員が足引っ張った」=民進ツイッター、批判受け削除

時事通信 4月15日(金)15時51分配信

 

わが目を疑うとはこの事です「公式」なアカウントによる発言であることが信じられませんでした。

私自身は、イデオロギー・政策的な面から言うと、自民党やおおさか維新辺りが近いのかなと思いますが、けして良く見られる脊髄反射的な「アンチ民主」ではありません。

むしろ自民党への対抗勢力、チェック機能を重視する観点から、野党第1党たる民進党には期待しておりました。仮に震災以前に総選挙があったとしたら、民進党に投票した可能性が高いと思っております。

 

我々日本人は、議論することと、もめることの区別ができず、オール与党化し、質疑等一切なしで原案を黙って通すことを良しとしてしまいがちです。

政治の世界はケンカ上等の骨っぽい人間も多いですが、それでも予定調和的な会議が連発される、「議論しない(できない)議会」はざらにあります。

加えて、国会の議論の題材は、外交や安全保障に関係するものなど、政府や議会が保有している情報をすべて国民にオープンにして、論点を共有するわけにはいかないものが多くあると思われます。なぜならオープンにしたら敵にこちらの手の内が筒抜けになるからです。

つまり、国会は地方議会と比べて、選挙で選んだのちは信頼して任せるしかないという側面が強く、より一層、議会内でチェックできる勢力を確保することに神経質になるべきと考えます。

国政選挙の投票行動は単なる政策への人気投票ではなく、選挙後の勢力関係を視野に入れた戦略的な議席の分配であるべきです。ある特定の政党に3分の2超の議席を取らせてしまったとしたら、その時点で失敗です。

 

いわゆる第3極は壊滅状態ですし、本当に本当に野党には頑張ってほしいと思ってまして期待していたんですが、民進党の公式のマークをつけておきながら

「それじゃあダメでしょうね。」「なんで?」ですとか、顔文字を使ってたった一文字で「m(_ _)m」などの発信は破壊力が抜群すぎて、私自身の考えを鈍らさせるのに十分なものでした。

一連の問題視されたツイートを見ると、まずは震度7という凄まじい地震に襲われた熊本の方々への同情は皆無で、それよりも政敵である自民党への怨念のようなものが先立ち、また意見を言ってきた国民への突き放した、あざけるような姿勢、嘲笑しているかのような態度が感じられ、愕然とします。

 

さらに、民進党の岡田代表や枝野幹事長は、「個人の意見を党の公式のツイッターで書き込んだのは問題。事実関係を確認し、厳しく対応したい」など、要するに「職員が勝手にやった」という理屈で収めようとしているのも驚きました。

党本部のPCがハッキングされた、ツイッターのアカウントが乗っ取られた、というならまだ分かります。そうではなく、投稿したのは正規の職員であることは事実らしい。

正規の担当職員が公式アカウントで発信したら、党内の手続きの瑕疵如何に関わらず、それは党の見解として責任を負わざるを得ないのではないでしょうか。

でも、一職員が勝手にやったで終わり?それで国民の信頼が取り戻せるとお考えなのでしょうか。

今は震災発生直後の忙しい時期ですので、民進党としても詳しい党内調査、今後の課題の抽出などできないので、今後改めてということなのかもしれません。そうであることを期待します。

 

もしこのまま「職員が勝手にやった」だけで終わるとしたら、是非とも民進党に対して、では一連のツイートに関して本当の党の見解は何なのか、東日本大震災時の対応についてどう総括しているのか、災害時の野党のあり方についてどう考えているのか、などを問い合わせなくてはならないのかなと感じております。

が、ここで愕然とするのが一体どこに問い合わせればよいのでしょう。

しかるべき所へ連絡して、何かしらの答えが得られたとしても、最終的にそれは対応した職員の個人的な見解で、党の見解ではありませんでしたとひっくり返される可能性があります。

そうすると、何を聞いても無駄になってしまう・・・。

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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