背後にある民意への敬意が必要

公約は「都議会冒頭解散」 小池百合子氏が正式出馬表明

2016.7.6 17:25 産経ニュース
舛添要一前東京都知事の辞職に伴う知事選(14日告示、31日投開票)で、自民党の小池百合子元防衛相(63)は6日、国会内で記者会見し、「政策を論じる時間もなくなる。客観的、自らの意志で総合的に判断した」と述べ、正式に立候補を表明した。小池氏は公約として、「都議会の冒頭解散」などを掲げた。

 

小池百合子氏が都知事選への立候補を正式に表明、公約として「都議会の冒頭解散」などを掲げたという事なんですが、最初このニュースを見た時は、正直少し混乱しました。

根本的に「民意」への敬意が無いのでは?そんな気がして、非常に違和感を覚えます。

 

事実としては、議会側から知事の不信任案が可決されたカウンターとしてしか、都知事は議会を解散することはできません。

もしそんなことが可能だったとしたら、舛添氏のような人が知事だとして、委員会で痛い所を追求されそうだなと思ったら、追及をさせないために予防的に議会を解散なんてことができてしまうわけで、知事にとって非常に都合のよい独裁が可能となってしまいます。

また、都議会だって民意を受けてそこにいるわけでして、都知事が受けた民意と比べて優劣があるわけではありません。

 

制度的に、知事側からいきなり解散!というのができないのは小池氏も承知しているとの事でした。

でも、本音としてはできるようにすべきという発想があるのではないか。

つまり、知事は議会より圧倒的に「えらい」ので、都議会が受けた民意を無視して都議会を破壊しても構わないはずという発想があるような気がしてなりません。

 

国会において首相が議会の解散権を持っているのは、首相自身が議会内部から選任された存在だからです。

しかし、地方自治体の場合は違います。首長も議会も双方が選挙で選ばれており、その背後にある民意の価値に優劣はありません。

民主主義、都民の意思に敬意を持っていれば、都民の民意を背負った議会をまず「破壊」なんて発想は出てこないのでは?

 

結局の所、「首長」ではなく「国会議員」なのかなあと思います。

ちなみに東京都議会は、全国の地方議会の中でもトップクラスに「問題」があり、相当の改革が必要ではないかと端から見て思うのは事実です。

しかし、そこはそれ、これはこれ・・・。

 

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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