返礼品の豪華合戦でいいのか

ふるさと納税人気ランキング! 3位天童市、2位焼津市、1位は??

ふるさと納税の現状に疑問があります。

「7/23入荷予定!限定250セット!」などなど、返礼品のアピールをホームページ上で競い合い、利用しなきゃ損!とばかりにあおるの傾向が強いようです。

しかし、納税とその後に繋がる街づくりに関わる話として本当に適切なのか。

自分の治めた税金がどんな使われ方をしているのか、どんな街づくりをしてほしいかと関心を持つことは、地方自治や民主主義の根幹に関わる話です。

しかし、返礼品目当てで遠い街に寄付をして、見返りに「マグロ3点セット」などを手に入れたとしても、その人が寄付した街のその後に真剣に関心を持つとは思えません。

 

わが守谷市の場合、全国的に有名な特産品というのもあまりありませんので、ふるさと納税の経常収支のようなものを見れば、多分赤字でしょう。

これを何とかしなくてはならないのは間違いないと思います。ふるさと納税総合サイトでアピールもされています。↓

http://www.furusato-tax.jp/

スクリーンショット (34)

しかし、外してはいけない点があると思います。

本当に反省すべきは、返礼品の豪華さで他自治体に負けていることではなく、行政が取り組んでいる街づくりに対して市民に興味を持ってもらえないこと、少なくとも興味の対象として、「マグロ3点セット」とか「温泉の入浴券」に負けている点にあるんではないかと思うのです。

 

最も、返礼品の開発は民間任せ、ネット上でのアピールは業者任せといった形で、あまり人材も時間も使わずに、片手間のような形でできるなら、あまり問題ないかもしれません。

しかし、貴重な市の人材を、行政の街づくりへの取り組みをアピールし、市民の信頼を獲得することではなく、豪華な返礼品の宣伝に費やすようなことがあっては、本質的な意味で自治体間競争に後れをとってしまうのではないかと懸念します。

仮に、豪華な返礼品の効果で納税を引き寄せられたとしても、しょせんは一時的、そんな効果は金で買えるし、簡単に模倣もできます。

しかし、行政の姿勢として、返礼品の開発業者の元よりも、市民の元へ駆け寄っていくことで、行政の取り組みに対する市民の信頼を獲得することができれば、その効果は簡単に模倣できるものではありません。

そんなことを考えました。

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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