6月定例月議会が開会しました

本日より6月定例月議会が開催されます。
今日は本会議が開催され、議案の上程と質疑が主な内容となりました。

個人的に詳細な質疑をさせて頂いた案件としては、「農が繋ぐまち地域資源連携推進事業」(議案第42号 平成29年度守谷市一般会計補正予算(第3号))についてです。
 
この案件は、いつも議論を巻き起こさせてくれる「地方創生」関連の案件です。
予算規模は、平成29年度から31年度までの3か年合計で、合計6000万円ほど(半分は国の地方創生推進交付金で負担予定)。
以前も書きましたが事業目的の素晴らしさに疑問はありません。

「公助」の分野とするに相応しいか


国から地方創生関連で半分の3000万円ほど交付金が貰えるとはいえ、残りの3000万円は守谷市の財源から支出されます。
また、本案件は「もりや循環型農食健協議会(通称「もりあぐ」)」さんに企画を担当して頂くことが決定しているのですが、税金を原資とする以上、担当事業者選定に至る過程での公平性や機会の均等性がとても重要です。
つまりは、連携事業者を決定する際には、プロポーザル方式などにより公平な競争の後、決定がなされるのがより良いと思いますが、本案件に関してはそのような作業は行われていません。実質上は特命随意契約のような形で事業者選定が行われています。
 
地方創生関連の案件は、交付金申請までの期限が短く、プロポーザル入札等をするための時間が取り難いという事情はあると思います。
だからといって、地方創生の案件だから仕方ない、事業目的が素晴らしいから良いなどだけで審査が留まってしまっては、守谷市の財源を3000万円も使う以上、十分な審査とは言えないと感じています。
明後日の地方創生特別委員会で、詳細な議論や議決が行われる予定です。
平成29年守谷市議会6月定例月議会 会議日程(予定)

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