必要性がある、だから購入するとなるのが当たり前です

本日は決算予算特別委員会が開催され、各会派から出された評価シートの取りまとめが行われました。
私が担当しているのは、小学校・中学校へのタブレット端末等の配備費用に関して、予算規模としては現状で2億円以上の規模となります。

各会派からの意見を見ると、小中学生や保護者からのニーズ、市として(タブレット端末等の学校への配備を)行う必要性といった視点に関してほぼ一致していました。
文科省において将来的な教科書の電子化が視野に入れられている事もあり、小中学校への端末配備は、いずれ費用不可欠になってくるであろうと思われます。
そのような状況下で検討するとしたら、どれだけ早いペースで配備を始めるか、また1人1台を目指すのかなど、配備の程度の問題ですが、守谷市の場合は財政面で恵まれている面もあり、早急に動き出すのは他市との競争の観点からも良いと感じます。
 

事業仕分け調査が引き続き行われています


もう1点、前回の記事等でも触れましたが、パソコン教室に3Dプリンタが配備されていながら使われていないなど、パッケージで購入された備品の中に疑問を感じるものが複数あるという声がありました。
授業において必要性がある、だから購入するとなるのが当たり前で、仮に購入したから必要性を考えるになってしまっては本末転倒です。
同様の事は今後他の事業においても発生する可能性があり、かなり細かい部分のチェックも必要になりますが、議会のチェック体制の強化という意味においても今後の課題となってくると思われます。
最後に財政措置に関して。
国としても、端末配備を推進している以上、各自治体に対して地方交付税などで財政支援はすると言っているようですが、今後実際にどの程度支援が貰えるのかは不明です。
実際に今年度の守谷市への交付税は3000万円程度という観測もあり、ゼロが足りない!と不満の声が上がっている現状もあります。
少なくともお金の面に関しては、あまり国はあてにしない方がよろしかろうと感じます。
 
 

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