守谷市のふるさと納税に関する「収支」について

守谷市議会は現在、事業評価(仕分け)の最中です。テーマの一つとしてふるさと納税が取り上げられています。

行き過ぎた返礼品の豪華競争など、地方自治の根底を破壊しかねない取り組みが問題視されています。

そんな中、わが守谷市は非常に仁義なき方といいますか、豪華競争を積極的に行っている方でもあります。

そのせいか、頂いている寄付金の額では県内でも上位にあるようです。↓

ふるさと納税、総務省通知から1年…寄付額減も 模索続ける茨城の自治体

 

直近のふるさと納税の「収支」等に関する報告がありましたので、共有させて頂きます。

●平成28年度分

【歳入(頂いた寄付金額)】約6億1600万円

【歳出(経費)】・返礼品(寄付金額の60%)約3億7000万円

        ・事務費等 約1500万円

【守谷市民による他自治体への寄付による住民税の減収】約9800万円

            ↓

【最終的に残る金額】約1億3000万円

 

●平成29年度分

【歳入(頂いた寄付金額)】約11億9800万円

【歳出(経費)】・返礼品(寄付金額の60%)約7億1800万円

        ・事務費等 約3170万円

【守谷市民による他自治体への寄付による住民税の減収】約1億3000万円

           ↓

【最終的に残る金額】約3億1000万円

 

ふるさとチョイスを見て頂きますと、わが市の返礼品の品数は1200件を超えています。

https://www.furusato-tax.jp/city/product/08224

もちろん地元ならではの、アサヒビール関連商品などもありますが、地元商品だけでは1200件以上も品ぞろえを確保できません。

中には、「高級ワシントンワイン(品質保持のため空輸)」など、国産品ですらないものもあり、完全にショッピングサイトもどきと化しています。

 

日本人の国民性もあり、今のところ、ふるさと納税制度を活用している人3割にもみたないようです。

仮に、もっと多くの国民が納税の動機として、いかに豪華な返礼品を貰えるかを重視する方向に行ったとしたら、わが国の民主主義は崩壊しかねないと思われます。

みんな分かっているとは思うのですが、厳しい財政状況を踏まえると、安易に税収を削られる方に回るわけにはいかない。そんな行政の判断を消極的ながら支持せざるを得ない現状があります。

 

一方で、ガバメントクラウドファンディングなど、返礼品の豪華さではなく、自治体が行う事業の魅力で寄付金を集めたいという取り組みも多く行われております。

https://www.furusato-tax.jp/gcf/?header

品物目当ての寄付と比べると、非常に健全な取り組みと思われます。

わが市としても現状のかりそめ、バブルな成功に満足することなく、このような健全な成功に対応できるだけの、行政内の対応が必要ではないかと痛感致します

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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