「起業で街を元気にするシンポジウム」に参加

丸の内にあるTOKYO創業ステーションを視察後、龍ケ崎市へ移動し、「起業で街を元気にするシンポジウム」に参加してまいりました。
TOKYO創業ステーションは、東京都により運営されている起業希望者への支援施設で、起業希望者が入りやすいよう、役所っぽさを無くすことが意識されているそうです。
実際に民間のカフェやラウンジスペースのような雰囲気でした。
   
土日も含めて創業支援コンシェルジュが常駐し、起業に関する相談の受付や、金融機関への紹介など、一通りのサービスを行っているそうですが、圧巻なのが予算規模で、なんと6億5千万円ほどの予算がつけられているそうです。
ここまでの規模でやられると、民業圧迫な気もしないでもないですが、それだけ需要があるということなのかもしれません。
 
シンポジウムの中で、中小企業庁の担当課による講演もありました。
 
以前より欧米諸国と比べて低いわが国の「開業率」を10%まで上げることが、政府の政策目標として掲げられています。
一方でわが国の特徴として、「創業準備者」が実際に開業に至る確率や、開業後の会社が継続する確率は、他国と比べて高いそうです。
ある種、堅実で丁寧なわが国の国民性が見て取れます。
ただ明らかに他国と比べて低いのが、そもそも創業に関心を持ったり、検討する人の割合で、そのような「創業無関心者」へのアプローチ、掘り起こしを政府としても重要視しているとのことでした。
 
そのような動きがある中、守谷市としてどのように動くべきか。
そもそも、創業支援という、いかにも民間的な、行政が苦手な分野で行政の役割はどこにあるのか。
さまざま参加者の方との意見交換もさせて頂き、思索を深める大変良い機会となりました。
Match広域連携推進本部の吉田さまをはじめ、関係者の皆様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 
 

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