守谷駅前のあり方について

市民活動支援センターにて、「サークル虹」の皆様との出前懇談会に参加させて頂きました。

高齢者福祉、特に公共交通のあり方や有償ボランティアの現状など、多くの話題が取り上げられました。

加えて、守谷駅前のあり方について、具体的には駐車場ばかりでお店が少ないのではないかといった話題に関しても、活発な懇談が行われました。

都内のターミナル駅など、駅前に商店や駅ビルが多い駅と比べると、守谷駅前は賑わいという面で少し寂しいのは事実だと思います。

 

基本的に(駅前を含めて)その土地にどういう施設を建てるかは、その土地を所有する地主の意向が最も大きくなるのではないかと考えます。

ちなみに、守谷駅前にて市が持っている土地建物は多くありません。

用途地域の指定や都市計画の内容如何によって、ある程度の規制はかけられます。

しかし、自治体として行えるのはそこまでで、例えば〇〇地域にスーパーが欲しいなと思っても、行政としても業者や地主さんに個別に頭を下げてお願いすることくらいしかできません。

また、商業的なお客様の流れなどを行政がコントロールすることも全くできません。

以前、東口のアワーズ守谷1階にスーパーができましたが、短期間にて撤退となりました。来客が少なかったからと思われます。

スーパー誘致に際しては、行政としてもかなり頭を下げたと聞きますが、開店後の来客をコントロールし、スーパーの経営を守ることはできなかったわけです。

地主の意向、お客様の意向含めて、トータルな市民の意思の結果として駅前のあり方など形成される面が多く、そこを尊重して、基本的に結果を粛々と受け入れるしかないとも思えます。

 

また、あくまで私の意見ですが、駅前や街の「価値」は人口や商業施設の密度からくる「賑わい」だけとは限らないと考えています。

よく思い出すのですが、昔に田園調布駅前に行ったときに驚いたのが、商業的な意味合いでは駅前が実に寂しかった事です。あくまで当時の話ですが、コンビニくらいしかなかったと記憶しています。

ただそれでも、高級住宅地たる田園調布の価値が下がるとは思えませんでした。

そもそも、商業的な賑わいを求めるのなら電車で15分程度で渋谷駅に行けるわけです。

普段住まう地元の駅に関しては、閑静さなど別の価値を求めるべきだという、住民の意思もあるのかもしれないとも感じました。

 

守谷駅に関しても同じことは言えると思います。

電車で20分で北千住、35分で秋葉原です。大規模商業的な賑わいには十分にアクセスすることができます。

逆に、守谷駅前にて賑わいで競争しようとしても、北千住や秋葉原にけして勝てないと思います。いくら真似しようと思っても、しょせんは劣化コピーにしかならないでしょう。

それならば、むしろ閑静な駅前、また短時間で「守谷野鳥のみち」など自然あふれる景色にアクセスできる、違って意味での「利便性」「価値」で勝負した方がずっと勝ち目があるのではないかと感じています。

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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