学校給食センターの改築が検討されています

12月定例会が開会しました。本日は議案の上程、原案に対する質疑などが行われました。
平成30年12月定例月議会議案一覧
議案とは別に報告があったのですが、学校給食センターの改築が検討されています。

改築というのは、現在の給食センターを改修工事等を意味するのではなく、近くに新しい建物の新設を目指すものです。新築工事中も給食センター機能を止めるわけにはいきませんので、現センターを稼働しながらの工事となる予定です。
 
最も大きな理由は、現給食センターの処理能力の不足が将来的に見込まれている点です。
2030年頃に要求される提供食数が7000食を超え、ピークを迎える見込みであり、現在の給食センターでは対応できないこと。また、昭和59年建築という古い建物であり、敷地面積的にも、増築等で対応するのが難しいことなどが挙げられています。
実際に現地を視察させても頂き、機器の配置や作業動線の確認等を致しましたが、ピークに達していない現在でも率直に言って、如何にも厳しい、無理のある状況に感じました。
もちろん毎日の給食の提供は問題なく行われているのですが、作業スペースが狭いなど無理のある状況の中、職員が非常に早朝から出勤することで補っているなど、職員の献身によって何とか対応できているという印象を受けました。
 
現在のスケジューリングだと、平成31年度4月頃から用地取得等を行い、8月頃から設計開始、平成32年の6月頃から建築工事を開始し、平成33年3月頃に工事を完了とする見込みとの事でした。
問題は費用についてですが、恐らく10億20億ですむ話ではないでしょう。
守谷市の公共施設については、建築後30年ほど経過したものが他にも見られ、今後とも改築工事等で多くのお金が入用になってくると思われます。
起債も行えますので、ただちに数十億現金で必要とはなりませんが、守谷市の基金や積立金の総額については60億円程度と、けして多いとは言えません。
今後しばらくは財政的に厳しさが増す時代となるだろうと感じます。
 
 

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