議員政治倫理条例案が上程される予定です

議員政治倫理検討特別委員会が開催されました。
予想以上に活発な議論となりましたが、今日は主に議員の納税状況報告と、学歴・経歴等の証明に関して議論されました。
両方とも市長の倫理条例においては盛り込まれている内容です。

●納税状況報告に関して
要するに、市議会議員は税金の滞納等が無い事を証明しましょうという話です。
非常に当たり前の話ですが、議員による税金滞納等の事例が全国的に皆無というわけではありません。
私としては、市民税や固定資産税等、また介護保険料、後期高齢者医療保険料など、守谷市に関わる税金や保険料に関してはすべて納税証明書等を付けて報告すべきと考えました。
しかし、残念ながら私の意見は少数意見となり、市民税等の「税」に関してのみ報告し、「保険料」部分に関しては除外すべきという形になりました。
「税金」という形、「保険料」という形がありますが、実は形が異なると納付証明書の窓口が変わるなど、面倒な点があることは確かです。
とはいえ、こだわる点はそこではありません。
 
●学歴・経歴等の証明に関して
公職選挙法上でも、公職候補者の経歴虚偽記載については罰則規定があります。
例えば、選挙の際に新聞に折り込みされる選挙公報に記載した学歴や職歴に関しては、議員となった後に卒業証明書を提出するなどし証明をすべきという案がありました。
こちらも盛り込むべきと主張しましたが、残念ながら少数意見でして盛り込まないという結論となりました。
そもそも公職選挙法上で規制があるのだから、わざわざ条例を作成しなくても良いという意見もありましたが、そんなことを言ったら政治倫理条例全体が必要なしになってしまいかねません。
生まれてきてから、何から何まで証明せよとは思いませんが、選挙公報に記載した経歴くらいは証明した方がよいのではないかと考えます。
 
12月の定例会に倫理条例案上程される予定です。
個人的に残念な面もありますが、将来的に条例を改正することはもちろんできますし、まずは第1歩という事で意義はあるかと考えます。
 
 

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