「私が不適切だと思うから」はルールではありません。

一般質問に登壇しました。

愛知県で行われた「あいちトリエンナーレ」のような議論の分かれる問題が守谷市で起こったらという想定で、

現行の補助金の交付基準や、愛知県のようなイベントが守谷市の公民館で開催申請がされた場合どう判断するかなど、現行ルールを確認させて頂きました。

結論から言うとルールの中身の是非以前に、そもそもルールが不十分、無いも同然と言わざるを得ない現状があることが確認できました。

例えば、公民館の利用許可基準に関する条例の該当部分を探すと、3行程度しかありません。

また、内容としては「公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき」など漠然とした表現しかなく、行政担当者の解釈次第でどうとでも運用できそうな印象です。

議論の分かれそうな芸術展などの開催が申請された場合、トラブルを嫌って許可を出さないか、もしくは基本的に表現の自由を尊重し、よほどの不穏な事態が予測できない限り許可されるべきと考えるか。

どちらも一理あり、判例も分かれており、かつわが国の表現の自由のあり方に関わる重要な問題ですが、結局は申請がされてから個別具体的に考えますと、それしかないのが現状のようです。

 

個人的には、例えば皇族の写真をバーナーで燃やし、その後灰を踏みつける「芸術表現」は不愉快極まりないですが、「私が賛成できない」はルールではありません。

これは、私が一議員に過ぎないからというわけでなく、仮に私が担当課の部長や市長であったとしても同じことです。私が不適当だと思うからはルールではありません。

現状だと、例えば申請があってから担当者や市長が考える、担当者の主観で決まるになってしまいかねません。それは行政としては未熟と言いますか、著しく不十分だと考えます。

 

 

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この記事の著者

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

守谷市議会議員 すえむら 英一郎

誕生日:1977年9月20日
居住地:茨城県守谷市
学歴:つくば市立 茎崎第3小学校→守谷市立けやき台中学校→江戸川学園取手高等学校→立教大学文学部
趣味:読書、洋画鑑賞、犬の散歩、美味しいラーメン店の探索

2012年3月より、守谷市議会議員として市政に携わる

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