日本自治学会セミナー参加のため久々に母校へ

日本自治学会セミナー参加のため、立教大学に伺いました。実は私の母校でもあります。
キャンパス内の風景は新しい建物が増えていたり、変わった部分もありましたが、変わらない部分も多く大変懐かしく感じました。
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最初に前宮城県知事の浅野史郎氏の講演で、地方議会の役割全般に対してご自身の体験談も含めて、幅広くお話頂きました。
●そもそも地方自治体が二元代表制であることへの知名度が低い。下手をすると自治体に議会があることすら知らない例も多い。如何にアピールするか。如何に(良い意味で)目立つか。
●二元代表は、事実上首長有利だが、民意吸い上げ機能では人数の多い議会が有利。そもそも民主主義と多様性の認容は同義語のはず。
●選挙を通じて政治家が作られる面もある。選挙の際に政党や大きな組織の支援を受けないことで、当選後自由に行動できる。パイプの量と太さを誇るべきではない(密室路線の否定)。
後半はパネルディスカッション。
参加者は、大津市議会議会事務局の清水克士氏、法政大学教授の廣瀬克哉氏、またわが守谷市議会の松丸議長というメンバーでした。
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●議会改革事態が目的にはなりえない。改革は具体的に市民にとってどんな役に立つのか。
●国と戦って中央集権のなごりを打ち破れるのは、地方議会。なぜなら市民との距離が近いから。
●国の決定には一流の専門家の議論が前提となる。地方分権は政策水準の低下と疑う声が市民から出ることもある。
●市民に如何に見てもらうか、最適解はない。また、期待を上回るだけでなく、期待のななめ上を行くような人を議会に用意できるかどうか。
非常に広範に新しい着眼点を得ることができました。
頂いた着眼点についてはまた、後日も記述したいと思います。
 

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