動物愛護推進員の研修会のため水戸市へ

本日は、動物愛護推進員の研修会のため水戸市へ。
しかも、常磐線で行きました。水戸まで電車に乗ったのは20年ぶりくらいかもしれません。
移動中もじっくり資料の読み込みなどができるのが、電車移動の良い所です。
帰り際に見かけた、鹿島臨海鉄道の車両がずいぶんアクティブな事になっていました。

研修会では「地域猫対策の進め方について」と題して、NPO法人アナイス理事の髙木優治氏による講演が行われました。

髙木氏は元新宿区の職員で、新宿区でのこれまでの取り組み、細かい窓口でのトラブルや事件なども含めてお話しを頂きました。

新宿区では平成16年より「人と猫との調和のとれたまちづくり事業」を定め、地域住民・ボランティア団体・行政の3者による協働事業であることを意識してきたそうです。

・動物が好きな人と嫌いな人が、すべての面で一致して同じ活動をすることは難しい。しかし、野良猫の数を減らすべきだという方向に関しては一致できる。
・猫が好きな人だけがやっているという認識をされることが多い。しかし、適正に猫の数を減らし、フンの問題の解決などにも繋がる「地域」の問題であるという視点が重要。
・地域猫対策ではなく、地域・猫対策という表現が適切かもしれない。地域問題を地域で解決する視点は、住民自治の基本。

特定の人がやっているで終わることなく、「地域」で取り組むという視点、動物愛護に関わらずあらゆる課題に言えることではないかと感じます。
頂いた視点を今後の活動に活かしてまいります。
 
 
 
 
 

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