3月定例会、一般質問に登壇しました

本日一般質問に登壇しました。
テーマは1点、市立図書館の指定管理者制度を今後どうしていくのかについてです。
市営図書館を直営に戻すか、指定管理者制度を維持するか、すぐにでも決断しなくてはならない時期です。
図書館協議会より直営に戻すべきという趣旨の答申が出ていますので、主に答申内容について詳細な質問をさせて頂きました。

内容の一部を紹介させて頂きますと、
答申の一部に「現在、指定管理者が行っているサービス内容で試算すると直営でもほぼ同様の額であり~」という指摘がありますが、これを素直に読むと、指定管理者制度導入にはコスト削減効果はなかったとも読めます。
しかし、仮にそのように読んだとすると、それは事実ではありません。
実際に指定管理者により、スタッフのシフトの組み方等において効率的な工夫は行われており、仮に今後直営に戻したとしても、それらの工夫をそっくり真似して維持することはできるという意味であることが確認できました。
それはもちろんその通りだろうと思います。
管理者が変われば、人も変わります。当然多くの変化があり、功罪はあるのでしょうが、あくまで事実に基づいて評価を行うことが重要です。
 
もう1点、特定のヘビーユーザーや関係職員など、普段から図書館に近い人の意見だけが優先されるのではなく、サイレントマジョリティたる多くの利用者、また普段は図書館をあまり利用しない納税者の方の意見も含めて、あるべき図書館像を考えるべきとの趣旨でも述べさせて頂きました。
アンケート結果等から推定すると、現在の図書館に満足して頂いている方もたくさんいらっしゃいます。
また、普段仕事等忙しく、あまり図書館を利用されない方もいらっしゃいます。
そのような方がはわざわざ、図書館に関する意見を言って頂けることは少ないと思われます。
いかにそのような方々の意向を配慮して判断をしていくか。具体的な対策判断が求められます。
 
タイムスケジュール的にあまり時間はありません。
今後、教育委員会の議論等を経て、最終的に市長判断が行われる予定ですが、リミットとしては4月いっぱいくらいまでしか猶予はないだろうという答弁が市長からもありました。
今後とも、可能な範囲でしっかり議論に参加していこうと思います。
 

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