野々村県議の政務活動費問題 他会派「本人が説明を」
(2014/6/30 19:31 神戸新聞)
兵庫県議会の野々村竜太郎議員(47)=無所属、西宮市選出=が2013年度、計195回にわたり東京都や福岡市などを訪れ、政務活動費として計約300万円を支出していた問題で、県議会の各会派からは不自然な支出に対し、野々村氏本人の説明を求める声が相次いだ。
兵庫県議会の野々村竜太郎議員の号泣会見が話題になっております。
まず「政務活動費」とはなんぞやという話ですが、報酬とは別に調査研究に必要な経費として支給されるもので、守谷市議会では1人あたり月1万円、年間で12万円が支給されています。
研修や勉強会などの参加費や関連する交通費、図書資料などの購入費などに使われる例が多いです。詳細はこちらにあります。↓
守谷市議会政務活動費の交付に関する条例
具体例を示してますと、私の場合、最近では4月23日から2泊で行ったJIAM(全国市町村国際文化研修所)での研修に関して、約28,000円を使わせて頂きました。
当然の話なのですが、政務活動費を使った場合には、領収書の添付や、どこに行って、誰と会って何をしたかなどの報告書の提出が求められます。
毎年の収支報告はホームページ上で見ることもできます。
政務活動費収支
野々村竜太郎議員の場合は、4箇所に年間195回の出張を行い、交通費として約301万円の支給を受けたとのことで、その回数の多さなどを不自然に感じることはもちろんですが、具体的な活動内容を示した報告等が無かったという点も驚きました。
また、電車の経路や金額については「無頓着なので覚えていない」を繰り返し、メモは破棄したとの事で、とても十分な説明が行えているとは思えません。
今後、兵庫県議会では調査が行われるとのことですので、真相を明らかにし、議会への信頼を取り戻して欲しいと願います。
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