事業仕分けの際の「視点」

10906536_673805476074603_6994435006256036766_n
本日は、総務常任委員会の打ち合わせが行われました。
今年度の事務事業評価(仕訳け)に向けて、評価のやり方に関する改善案が上がってきており、それに関する意見交換が行われました。
評価を行う際、「市民ニーズ」などの4つの切り口に沿って、意見交換を行っておりますが、何をもって市民ニーズがあるとするかで、考えてきた前提が議員の間で異なる場合があります。
①受益者数の大小、全市民の中でのサービスを受けている人の割合をもって市民ニーズとする場合。
②少数でも、サービスを受けている市民の主観的な満足度の高低をもって市民ニーズとする場合。
両方の考え方は、別にどちらかが正しくて、どちらかが間違っているわけではありませんが、一致していないとかみ合った議論ができません。
今回の改正案では、協議の前段階で、評価の切り口・視点をきちんと共有して、評価シート上に記載しておくことが提案されました。
細かい点ですが、如何に精度の高い議論ができるかは、仕訳の出来に直結します。
また、事業の「廃止」をきちんと行うことを意識することも提案されており、そのためにもとても大事な議論だと感じます。
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る