本日の決算予算特別委員会では、各事業の評価(仕分け)に関するまとめの協議が行われました。
今までは、会派単位や分科会(常任委員会)における、現地調査や市民との意見交換などが行われ、評価内容のとりまとめが行われてきましたが、本日はそれらに基づき、全体の審議が行われました。
まとめられた評価結果は最終日に議員提出議案として上程予定です。
事業評価(仕訳け)自体、昨年度から始まった取り組みで、今年で2年目になるわけですが、細かい点の施行錯誤の連続です。
今回の審議過程でも、評価の手順や調査シートのデザインなどに関する具体的な改善案が出る場面がありました。
そのような点からも、活発な深い議論ができたように感じています。
総じて、行政の発想は事業単位や担当部署単位の縦割りの意識が強くなりがちで、如何にそこを是正し、市全体を見渡した横断的な視点を提案できるかどうかが重要です。
また、6月に評価対象事業を決めて、9月までのわずかな期間で、100点満点の調査や提案ができるものではありません。
今回の評価の執行部への提案内容を見ても、評価対象の事業だけに留まらず、その先を見渡したトータルな提案がなされているものもあります。
我々議会としても、今回評価を出してひと段落ではなく、今後も継続的に調査・研究を行い、効果的な改善案を固めていくことが重要に思います。
そのような意味で、評価を出すのはゴールではなく、一つのスタートです。
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