http://sirabee.com/2015/04/28/28307/
↑選挙カーと得票の関係を考察した記事です。少し言葉遣いに毒がありますが、考察自体は非常に秀逸に思います。
選挙カーに関しては、騒音以外のなにものでもないなど、非常に不評の声が多く聞かれますし、最近の選挙では選挙カーを使わない候補者の方も出ています。
私自身は一回しか選挙を経験してませんが、選挙カーを回す行為が得票に繋がるのかどうか、当事者としても正直よく分かりません。
また、政策を訴えるのならともかく、名前の連呼をするだけの行為がいったい政治とどういう関係があるのかと、私自身疑問に思うこともありました。
しかしながら、記事の結論では、選挙においては迷惑がらせてでも、名前を知ってもらった者の勝ちであり、選挙カーはとても効果が高いとなっています。
勝手な想像ですが、「ある候補者に興味があって投票しようと思っていたが、その候補者の選挙カーの名前連呼がうるさく感じ、幻滅して最終的には他の候補者に票を入れた」というシチュエーションはあまりない気がします。
むしろ、騒音でしかないと感じる方は、特定候補者ではなく全候補者の選挙カーが等しく騒音、つまり選挙そのものが迷惑と感じている可能性が高いように思います。
つまり、あまり政治的な関心がなく、下手をすると投票にすらいかない。すると、選挙カーはうるさいので別の手段を考えるべきであるという、その方の意見は、政治の世界には届かず、現状が続くことになります。
結局、投票率が上がれば・・・というありふれた結論になってしまいますが、逆に投票率が上がりさえすれば、選挙のあり方は「確実に」変わってくると思います。
そんな中で当事者として私の役目の一つは、政治の世界を如何に身近に感じてもらえるか、その為に情報発信を如何に工夫するかにあると思っていますが、現状のスタイルではまだ足りないとも感じており、新たな仕掛けを考察中です。
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