岩手県花巻市議会視察に

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本日は、議会全員の視察研修で、岩手県の花巻市議会にお伺い致しました。
早朝に大きな地震があり、花巻市は最大で震度5強が観測された地点もあったそうですが、幸いに特に大きな被害は確認されなかったようで、予定通り受け入れて頂くことができました。
花巻市議会は平成22年から議会基本条例を制定するなど、先進的な取り組みで知られており、議会改革度ランキングで東北地方で第2位となったこともあるとのことでした。
花巻市議会の基本条例の内容、運用状況や通年議会などその他の議会改革の現状を非常に丁寧にご説明頂きましたが、個人的に興味深いと感じた点は
●議長、副議長選出の際には、志願者は本会議で所信表明を行うことが基本条例において定められている点。
●審議会への議員参加は2例のみ。議会としての客観性を保つために可能な限り参加しないようにしている。
●議員が閉会中に、重要かつ緊急なものについて、市長に文書で質問をできるよう基本条例で規定していること。
●市長に対して重要な政策に関して、必要とする背景だけでなく、総合計画との整合性・財源措置・将来にわたるコスト計算などの説明義務が規定されている点。
遠く離れた自治体ですが、同じ議員同士ですので興味をもつ部分や問題意識に共通項も多く、意気投合した活発な意見交換となり、非常に良い機会とできました。
印象として、派手な目立つ改革!といったものはあまりないようでしたが、細かい配慮がされている点が多く、地域に根ざしたリアルな改革をコツコツやってきた感じを受け、好感が持てました。
持ち帰って、議会改革推進会議等でも消化してまいります。
 
 
 

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