本日は、佐賀県鳥栖市議会の方々が視察にお越し頂き、私も対応に参加させて頂きました。
視察内容は、守谷市議会で取り組んでいる「議会による事務事業評価(仕訳け)」についてです。
鳥栖市議会の皆様から忌憚のないご意見、指摘も頂きまして、改めて守谷市議会の現在の取り組み、課題等を見直す良い機会となりました。
また、こちらで気づいていなかったアイデアもご指摘頂くなど、逆に勉強させて頂いた場面もありました。
いわゆる事業仕分け的な作業ですが、特に事業を廃止する・縮小するという面が、これからますます重要になってくると感じています。
守谷市は人口も増えていますが、近い将来必ず人口の伸びは止まり、税収も頭打ちになります。そんな中であれもやります、これもやりますの積み重ねでは予算規模が膨れあがる一方で、いずれ自治体運営が成り立たなくなります。
また、どんな事業にもそのサービスを利用している人は、必ずいらっしゃいますので、クレームに弱い執行部としては、現在行われている事業を廃止しますよというのはなかなかやりずらい。
だからこそ議会全体として、そこを補うことがとても大事ですが、前提として議員全体が特定少数の代弁者ではなく、街全体を平等に見ていくこと、与党野党ではないチーム議会としての意識などが重要になると考えます。
今回の視察でもそのような本質的な部分を含めて、多くの議論をすることができました。
課題は尽きませんし、ゴールはある意味永遠にないのかもしれません。だからこそ取り組みがいがあるとも感じます。
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