本日は、平成27年度4回目の守谷市動物愛護協議会。
新しくスタートする市の里親登録制度の内容、登録申込書の内容やチェックリストなどの確認が行われました。
問題なく確認ができましたので、11月25日の市の広報にて告知を開始、12月からはスタートさせる予定です。
重要な一歩ですが、これは皮切りです。今後は動物愛護ボランティアの登録制度の検討や動物愛護基金の設立などの財源調達の方法に関する議論が必要になってきます。
県の方でも基金設立が検討されているとのことですので、負けないように市でも実効性のある議論を行っていきます。
また、今回は一つ新しい試みとして、ある自治会の区長さんをお招きして、その地域での猫の無秩序な繁殖に関する問題、解決の試み等について、現場の生の声を聞かせて頂く機会を設けました。
地域にはさまざまな意見をお持ちの方がいますし、自治会費の利用などお金の問題が絡むとさらに調整が難しい点も出てきますが、非常に理解のある区長さんでとても助けられています。
行政だけでなく自治会、地域の市民などが負担しあい連携しながら解決に向けて動けていますので、地方自治におけるある種のモデルケースと見なせるような良い事例であると感じています。
猫の繁殖の問題等は、個別に声が上がることは多いですが、自治会として正式に取り上げて頂き、市と連携して解決を図るという図式はありそうであまりないケースです。
やはり、個別ではなく自治会として取り組んで頂けると、地域全体の問題として見なしやすく、費用負担も含めオフィシャルに取り上げやすいという執行部側からの意見もありました。
このような事例が他に地域にも広がってくれればと願います。
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