事業仕分けの調査を行いました(小中学校へのタブレット端末導入に関して)

本日は特別委員会にて事業仕分けに関する聞き取り調査が行われました。
私が担当したのは、小学校や中学校へのタブレット端末等の配備に関する費用で、予算規模は小中学校合わせて、平成29年度予算ベースで2億円弱くらいになります。

タブレット端末の配備数は、小学校全体で1107台、中学校全体で492台、その他各教室に配備される電子黒板やソフト費用、セキュリティ費用等が含まれた内容になります。
細かい数字が大量に書いてある資料と格闘しながら、かなり細かい所まで突っ込んだ議論が行われましたが、いくつか疑問点がありました。
●ワープロソフトなど用いた入力作業が必要な授業は専用のパソコン教室で行われるが、そのために、ウインドウズタブレットとモニター、キーボード、マウス等がリース契約されている。据え置き利用目的なら、従来通りデスクトップPCを用いた方が安くつくのではないか。
●定価にして166,500円のウインドウズタブレットが導入されているが、追加で42,500円ほどをかけて、CPUがアップグレードしてある。本当に必要な投資なのか。
●office2013と一緒に一太郎pro3も導入されている。officeがあれば一太郎はいらないのではないか。
 
他の委員からも多くの指摘がありました。あくまでも今の所ですが、正直なところ全般的に買い物下手な印象を受けました。さらなる調査が必要と感じます。
今後は、授業におけるタブレット端末の稼働率等を調べると共に、実際の学校現場の授業見学なども行われる予定です。7月末まで継続的に調査が行われます。

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